金の金属シェーダの改良版

概要

  • 金の金属のスペキュラライティングを計算するシェーダを書きました.
  • マテリアルのパラメータは少なめで, フレネル反射率(RGB linear)と表面の粗さ(αtr=0.0-1.0)だけです.

シェーダの計算式について

  • F(l, h) : Schlick のフレネルの近似式
  • D(h) : Trowbridge Reitz (GGX) NDF (表面の粗さは αtr=0.0-1.0 まで変化)
  • G(l, v, h) : GGX NDF 用の Smith shadowing masking function (幾何減衰率 G は表面の粗さと連動しています)

レンダリング結果

  • 上から下へと順に「表面の粗さが滑らか〜粗く」へと変化しています.
  • 表面がかなり滑らかな場合 αtr = 0.1

  • αtr = 0.2

  • αtr = 0.4

  • αtr = 0.6

  • 表面がかなり粗い場合 αtr = 1.0