Memo of "Experimental Analysis of BRDF Models" in Japanese

メモ

  • "Experimental Analysis of BRDF Models" の個人用メモです.
  • 内容はかなりざっくりとしているので, きちんとした情報が元資料を参照していただけると助かります.
  • スライドのタイトルです.

  • 計算で求めるタイプ(analytical)の反射モデルについて, BRDF の測定データと比較しながら評価します.

  • 位置による依存を無視した場合, BRDF は下図のように入射ベクトル(θi,φi), 出射ベクトル(θo,φo)の 4 つの入力パラメータを与えると, その反射率 ρ(θi,φi; θo,φo)を返します.

  • 一方で異方性ではなく, 等方性のマテリアルの場合, 下図のようにφi と φo の代わりにその差分φdiff を使うことができるので入力のパラメータが 3 つになります.

  • 下図に 過去のBRDF の測定結果についてリストアップされています. (僕は一番下の MERL のものしか聞いたことがなかったです.)

  • 下図は今回 BRDF のフィティングに使うシェーディングモデルです.

  • BRDF の測定データとしては下図のように MERL の等方性マテリアルのものを使いますが, このときにレンズフレアや grazing angle 付近の信頼性の低いデータについては前処理をして除去しておきます.一方で, 異方性マテリアルのデータについては今回の研究で新しく測定し直しています.

  • 下図は異方性マテリアルの測定データについてです.

  • 測定データに合うように, BRDF フィティングする際に使うシェーディングモデルと誤差の評価についてです.

  • 数値誤差だけを見ると, 下図の上にある方がよくフィティングできたものです.

  • 下図は結論のスライドで, 等方性のマテリアルに対しては He, Cook-Torrance, Ashikhmin が良かったらしいです.
  • 異方性マテリアルについては Ashikhimn 向けにマイクロファセットに基づいて BRDF を生成する方法がうまくいったようです.