Memo of "Experimental Analysis of BRDF Models" in Japanese
参考文献
- "Experimental Analysis of BRDF Models"
- "Physically-Based Shading at Disney (Brent Burley)" SIGGRAPH 2012
メモ
- "Experimental Analysis of BRDF Models" の個人用メモです.
- 内容はかなりざっくりとしているので, きちんとした情報が元資料を参照していただけると助かります.
- スライドのタイトルです.
- 計算で求めるタイプ(analytical)の反射モデルについて, BRDF の測定データと比較しながら評価します.
- 位置による依存を無視した場合, BRDF は下図のように入射ベクトル(θi,φi), 出射ベクトル(θo,φo)の 4 つの入力パラメータを与えると, その反射率 ρ(θi,φi; θo,φo)を返します.
- 一方で異方性ではなく, 等方性のマテリアルの場合, 下図のようにφi と φo の代わりにその差分φdiff を使うことができるので入力のパラメータが 3 つになります.
- 下図に 過去のBRDF の測定結果についてリストアップされています. (僕は一番下の MERL のものしか聞いたことがなかったです.)
- 下図は今回 BRDF のフィティングに使うシェーディングモデルです.
- BRDF の測定データとしては下図のように MERL の等方性マテリアルのものを使いますが, このときにレンズフレアや grazing angle 付近の信頼性の低いデータについては前処理をして除去しておきます.一方で, 異方性マテリアルのデータについては今回の研究で新しく測定し直しています.
- 下図は異方性マテリアルの測定データについてです.
- 測定データに合うように, BRDF フィティングする際に使うシェーディングモデルと誤差の評価についてです.
- BRDF フィティング時のエラーです. グラフの説明については BRDF のシェーディングモデルと BRDF の実測値の比較結果の説明 - OLD hanecci’s blog : 旧 はねっちブログを参考にして下さい.
- 数値誤差だけを見ると, 下図の上にある方がよくフィティングできたものです.
- 下図は結論のスライドで, 等方性のマテリアルに対しては He, Cook-Torrance, Ashikhmin が良かったらしいです.
- 異方性マテリアルについては Ashikhimn 向けにマイクロファセットに基づいて BRDF を生成する方法がうまくいったようです.